樹海を抜けるとそこは海でした

仮にも少しだけ中国に行っていたとか言うと中作文やってーとか言われるのだが、無論NOである。我が輩は自分の中国語のテスト勉強で忙しい。ヘンマーン!



こんばんは。先日友人を含む中国人のグループに誘われて比較的仲の良い教授と飲んできました。1年の時は教授と飲みに行くことは色々な面で無理だったのですが、2年になって行けるようになったので良かったかなあと思っています。中国語ではウェーーーイ(喂)という素晴らしい言葉があるので、積極的に使いたかったのですが、そういう雰囲気でもなかったので自重しました。ググれば分かると思いますが、「もしもし(なーに持ってんの?)」という意味です。便利です、言い訳に。



中国語に関しては断然拼音入力派閥です。というより、そうしないと拼音を覚えた意味がないですし、何よりも入力速度が圧倒的に違います。どれくらい違うのかというとビックウェーブに乗るか乗らないか位の違いです。まあ言うても怠惰ゆえにボキャ貧ですので、使う言葉・表現はかなり限られているんですがね。最近では、Androidスマホに搜狗手机输入法というアプリを入れて打っています。中国人の友達はあまり多くいませんが、中国語で打つと喜んでもらえますし、僕の勉強にもなるのでいいと思います。顔文字なども彼らがよく使うものに似ているので良いですね。



で、何が無理だったかというと経済学を全く分かっていなかったので話が成り立たないということが一点。少しだけミックマックにしてやんよ〜ってな感じで武隈中谷マンキューその他諸々(大学指定の教科書)で勉強したのがよかったのかと思います。コミュニケーション能力に著しい問題があったことが二点。これは改善の度合いがとても大きかったように思います。ツイッターには非常に感謝しております。なお、サブ垢リア垢などは一切ありませんし、4月を境に一切投稿しておりません。これは個人的な誓約なので。で、最後に酒が入るとすぐにテンパっていたのが三点目でしょうか。慣れたんでしょうね、少しは。



何はともあれ、年上の中国人の美人さんと一緒に飲めたので楽しかったです。いつぞやの授業でならった感じで「你想喝什么,就喝什么吧〜」に対して「醋栗橙汁〜」っと返されたのでおい!とりあえず啤酒で干杯だろjk!とか思いましたが、JDだったので許しました。いやあ、JDもいいですが、JKもいいなあと今日DQNが五月蝿い電車の中で思わされました。騒音の中の天使的な存在。あと2、3年経ったら付き合いたいかなーとか勝手に考えてしまう辺り、DTlineユーザーかなーと反省しております、はい。



とにかく、中国人はアルコールに強いという偏見がなくなったので何よりでした。白酒をバンバン飲むイメージというか実際にそうだったので、戦々恐々していましたが、何のことはありません。



もちろん、教授と話せたことも有意義でした。「ふっふっふ、まずは勉強しなさい」といった素晴らしい方なので、この人から学ぶのは根気がいるなあと思いました。それにしても疑問に思っていることを言ってみたら、丁度論文にしている箇所だったので教えて貰えなかった(たぶん僕が理解出来ないだろうと思って言わなかった説が濃厚)のは少し意外でした。



さておき、何が一番面白かったかというと、日中関係についての話ですかね。友人から話さない方が良いとか関わらない方が良いとか言われていましたが、まあ僕個人としてはあまり気にしていませんでした。そんでまあ腹を少しだけ割って話してみた所、意外なことと想定の範囲内のことがありました。なんだコレ。



誰かが言っていましたが、話さないと分からないことは確かに多いですが、話す為にはいろいろと障害があって中々話せないという感じでしょうか。人は想像力の奴隷なんですかね。こういうことを思う度にこの一節を思い出します。


世界は自分の欲する情報にしか興味がなく、それはつまり情報そのものは普通に資本主義の商品にすぎないということだった。(虐殺器官



どこかで話題になっていましたが、やはりリア充になったとかセックスをしたからと言っても劇的に変わることはないと思います。過去を引きずるサンクコスターは耳年増童貞よりもタチが悪いので何とかして欲しいですね。いや、僕はまだ何も変わっていませんが。



それから、シロクマ先生が今度出される本、内容がとても興味深いし考えさせられると思うので、もう少し経済学の勉強をしてから読みたいと思います。では、どこかの二郎で。