溢れ出る後悔

自分にとってサイコーに面白い本はあまり人には薦めない。



セコいかもしれないが、そんな感じ。一昨年読んだ中で一番面白かった本はとある女の子には教えた。彼女にとってはあまり面白くなかったかもしれないが、僕にはサイコーに響いた本だった。去年は正直な所、そこまで面白い本に出会えなかった。



今読んでいる、この本は少なくてもしばらくは誰にも教えられない。面白過ぎる。これが読みたかった。生き返った。ネットでふと見かけて、ちょっと調べて、「これは行くしかない!」と直ぐに支度し、散歩と称して本屋まで歩いた。24時まで営業している地元の本屋。駅前の本屋に耐えながらも今まで生き残っていてくれてありがとう。



本屋についたのはたぶん22時くらい。夜に飲み過ぎてフラフラしていたが、なんとか辿り着いた。品揃えはあまり良いとは言えないが、それでも、あった。



今、悶えている。あの時、なんて愚かなことをしたのだろうと悔いている。それくらいに刺さる良い本。これがあるから読書は止められない。出会えたことを感謝したい。それでも、ああ、辛い。



追記。50ページくらいを一気に読んだら倒れそうになった。猛烈に精神を削られた。こんなに衝撃的な読書経験はいつぶりだろうか。まあいい。むっちゃ、消耗した。今週、毎日二郎に行けるくらいだわ。